【札幌市白石区】家族葬は無宗教でもできる？～口コミや評判を調べる前に～

親戚に確認しよう

自分たちよりも年上の世代の親戚は、宗派を知っている可能性が高いです。
まずは父方の親類に確認してみましょう。父が母方の姓を名乗っている場合は、母方の親戚に聞きましょう。

菩提寺に確認する

先祖代々お付き合いのある菩提寺があるのでなら、そこのお寺の宗派であると考えて、まず間違いないでしょう。

位牌や戒名、お墓の文字

仏壇の位牌や戒名、お墓の文字によっても宗派がわかります。

浄土宗

戒名の頭に梵字があり、戒名では「誉」という文字がよく利用されます。

浄土真宗

位牌はなく、法名軸や過去帳に名前が書かれます。
法名（戒名）では「釋(釈)」が使われ、3～6文字になることが多いです。

日蓮宗

戒名では、「日」「法」「妙」のどれか一文字が使われやすいです。

真言宗

戒名では、頭に梵字「ア」、子供には梵字「カ」が使われやすいです。

宗派が違うとどうなる？

宗教儀礼にこだわらない葬儀を希望される場合は、宗派を気にする必要はありません。
ですが、菩提寺やお墓がある場合は、宗派ごとの戒名がないと納骨できないこともあるため、注意が必要です。
普段はあまり意識することがなくても、親族と集まる際などに一度確認しておくと安心です。

札幌市のセレモニーサポートでは、仏式の他、創価学会プラン・キリスト教プラン・神式プランもございます。経験豊富なスタッフが丁寧にサポートいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

親戚の同意を得よう

無宗教の葬儀は、まだまだ一般的ではありません。
しばりがなく自由なかたちでできるため、故人らしいお別れ会にすることは可能ですが、親族の理解が必要です。伝統的な葬儀に慣れている方にとっては、違和感があることも充分に考えられます。
「やはり僧侶によるお経くらいは…」「葬式らしい葬式がよかった」など、参列者が戸惑うことも予想されるため、まずは親族の同意を得るようにしましょう。

葬儀場選びが難しい

無宗教の葬儀に慣れていない葬儀社も多く、場合によっては受付けていないこともあります。故人の遺志などで無宗教葬儀を希望される場合は、希望に添った内容の葬儀を執り行える場所選びにも注意しましょう。

葬儀後の供養について

無宗教葬では、基本的にお寺のお墓に入ることができません。
そのため、宗教・宗派を問わずに納骨できる霊園や納骨堂を確保する必要があります。また、納骨をしないという選択肢もあるため、どのような方法があるのか調べてみるとよいでしょう。
散骨を選択する場合は、条例により禁止されている地域もあるため、法律とマナーを熟知している業者に相談することをおすすめします。

無宗教がおすすめの場合

故人の趣味を活かした印象に残る葬儀にしたい場合や、家族間で宗教に関する対立がある場合は、無宗教の葬儀がおすすめです。
また無宗教の場合は、宗教者が出席しないため謝礼も不要です。

どのような方法を選ぶにしても一番大切なことは故人を偲ぶ気持ちです。遺族が満足できる形式のものを選び、悔いのない葬儀にしましょう。