【札幌市白石区】家族葬後の法事について～費用相場のご相談もお気軽に～

初七日（しょなのか）

初七日は亡くなって7日目に行われるものですが、現代では葬儀と同時に済ませる方が多いです。
火葬の後にお骨を前にして行う、もしくは葬儀直後に行うことが多く、近親者のみが出席します。
葬儀と同時に行わない場合は、自宅や施設に僧侶を招き、仏花やお菓子などがお供えされます。このとき、小さな祭壇が設けられますが、四十九日までは同じ祭壇が利用されます。

二七日（ふたなのか）～六七日（むなのか）

初七日後、7日後の14日目には二七日、さらに21日目には三七日（みなのか）、28日目には四七日（よなのか）、35日目には五七日（いつなのか）、42日目には六七日と続きます。
多くの場合は省略されますが、法要を行う場合は僧侶を招き、読経とお焼香を行います。また、出席するのは近親者のみです。

七七日（しちしちにち・なななぬか）

七七日は四十九日とも呼ばれ、忌日法要の中でも広く知られています。
四十九日までの忌中では、故人はまだ霊となり裁きを待っている状態と考えられています。三途の川や閻魔大王の期間といえば、想像されやすいでしょう。
四十九日では、裁きの結果をもとに、いよいよ来世のことが決まる大切な日と考えられています。そのため、親族や僧侶、生前に関わりのあった方が集まり、故人を悼みます。
多くの場合、法要後に納骨式が行われ、会食をする流れとなります。この日を境に忌明けとされ、元の生活へと気持ちを切り替えるきっかけにもなります。

百カ日（ひゃっかにち）

四十九日で忌明けとされることが多いですが、百カ日も遺族が悲しみから解放される日とされています。

一周忌

一周忌は年忌の中でも一番重要とされています。
一周忌には、僧侶や親族、生前に関わりのあった方が参加し、読経、お焼香の後、食事会という流れになります。
参加者も多く、年忌をスムーズに行うためには事前準備は欠かせません。

• 出席者の日程調整
• 食事場所の手配と移動手段の確認
• 出席者への引き物
• 僧侶へのお布施、お車代、御膳料

などは、早めに確認しておきましょう。また、参加する際の服装は喪服です。

三回忌

三回忌は節目の意味合いがあり、これ以降は年忌を行わないご家庭も多いです。
一周忌と同じく、親族や僧侶、生前親しかった方を集めて故人の冥福を祈ります。読経の後、会食を行うのが一般的ですが、近年では近親者のみで小さく済ますご家族も増えています。

七回忌～二十七回忌

七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌と続きますが、ほとんどの場合、家族のみで行われます。また、亡くなって長い年月が経過していることから、法要を執り行わない、または、命日の近いご先祖様と合同で執り行う場合もあります。

三十三回忌

地域や宗教・宗派により様々ですが、多くの場合で最終の年忌となります。「弔い上げ（とむらいあげ）」や「門切り（といきり）」と呼ばれ、永代供養になることが多いです。